“お石茶屋”は太宰府天満宮の敷地のかなり奥まったところにあり、雨の中人も少なかったため、お茶屋さんのところはひっそりしていた。古くて日本的な作りの横に長い平屋つくりの建物で、外には時代劇にでも出てきそうな縁台もあり、情緒あるお茶屋さんだ。あまりにもひっそりとして最初は営業していないのかと思ったが、よくみたら営業中の案内が出ていた。恐る恐る入ってみた。
中は土間になっていて、島のように小さなお座敷がいっぱいあるような店内だ。入り口のほうにはお土産も少し売っている。店員のおばさんたちが何人もいて、私たちが入っていくと温かく迎え入れてくれた。
雨で体が濡れて寒かったので、抹茶と太宰府名物の梅が枝餅の一つを頼んだ。お茶が運ばれてくる間に、私はお店の中に陳列されているお土産物を見てまわった。太宰府天満宮は梅関連のお土産や名産が多い。お土産の中に乾燥梅というものがあった。試食してみると、甘酸っぱくてくせになりそうなおいしさだ。これを家族や友達のためにいくつか買う。
買うときにお店のおばさんに「おいしくてくせになりそうですね」と言ったら、サービスにお皿にたくさんそれを出してくれて食べさせてくれた。とっても親切^^
梅が枝餅はこんがりと焼いた大福みたいなものだった。抹茶にとてもよく合いおいしかった。晴れていたら、外の縁台で花を見ながら抹茶と梅が枝餅を食べたら、さぞかし風情があるだろうなって思った。
体も温まったので、もう少し太宰府天満宮のあちこちを見て回ることにした。敷地内のあちこちに“梅の種納所”や“筆塚”、“包丁塚”など色々面白いものがあった。
最後に本殿の庭の“飛梅”を見た。そして、せっかくだからということで、本殿のお守りなどを売っているところで、境内の梅の実でつくった梅酒・御神酒(小・500円)をお土産に買った。何だかありがたそうな梅酒だと思ったから。
本当だったら、太宰府天満宮の近くにある九州国立博物館(2005年10月にオープン)にぜひとも寄りたかった。この博物館は「日本文化の形成をアジア的史的観念から捉える」というコンセプトで転じを行なっているらしい。体験できるものや海外の道具を手にとって学べるコーナーというものもあるらしく、楽しみにしていたのだ。なのに、残念、今日は休館日だった。ガーン×0×ガイドブックを良く見たら、小さく“月曜休館”と書いてあった・・・。
太宰府天満宮では、色々なところで写真をとったり、静かな雰囲気を味わったり、梅が枝餅を味わったり、十分満足した。
ところでどうでもいいことかもしれないが、太宰府天満宮は韓国の人と思われる観光客がとても多かったことだ。高校生くらいの修学旅行生もいた。日本人の観光客よりも韓国人のほうが多いくらいだった。きっと地理的なこともあるのだろう。韓国ととても近いから(私も数年前博多から高速船で釜山に行ったことがある)。意外にインターナショナルな太宰府天満宮であった。
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